悟りの痛み

ここに集まった皆さん方は悟りを得ようとやってきたはずです。そしてその状態に至ろうと努力しているはずです。ところが、いつの間にか皆さんは依存しようとしています。私に、あるいはこのセンターに依りかかって何かを貰おうとしています。悟りはそんなふうにしては得られません。悟りとは、そのようにして求めることのできるものではないからです。


皆さんがここに入門したら私に皆さんのすべてを任せよと言うのは、皆さんの重荷を減らし、また皆さんの力を集中させてやるためです。皆さんは、私にしがみつこうとしてはなりません。私から何かを得て自分のものにしようとしてはなりません。


そうすれば、皆さんの荷はますます重くなるばかりです。皆さんがあちこち引き回されて翻弄されるその心の世界をここに降ろして、今皆さんは皆さんのエゴの世界をえぐって入らなければなりません。今皆さんのしなければならないことは、皆さん自身の世界を抜け出すことなのです。それは生易しいことではありません。



女たちは結婚して子供を生みます。子供を生むということは易しいことではありません。子供を生む瞬間には、あらん限りの力を尽くさなければなりません。死力を尽くさなければなりません。それでこそ、そこに新しい誕生があるのです。木が実を結ぶのも同じことです。何であれ、一つの結実があるためには、そのように死力を尽くすことが必要なのです。


女性が子供を生むとき、それは自分のために生むものではありません。子供のために生むのでもありません。誰のために生むのでもありません。そんなことを考える暇はありません。今、この瞬間に死力を尽くさなければならないのです。まさにそのようにあらん限りの力を尽くさなければ、皆さんに変化は生まれません。皆さんは必ずそのような過程を経なければならないのです。


- 素空慈著「悟りの瞬間」より



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